途中にゴールデンウイークがあり少し時間を要したが、食道がんESDの入院から約3週間の今日、病理検査の結果を知った。食道がんステージⅠだった。リンパ節まで腫瘍は到達していたとのことだ。早いもので3月9日の告知からもう2ヶ月以上が経過した。
主治医の治療法選択の説明後、セカンドオピニオンを希望
ステージⅠで手術が優先、次が化学放射線療法
食道がんESD入院2日目・ESDやりましたで書いたように、4月15日に入院し、16日にESDをやった。4月21日に退院し、今日は2019年5月14日(火曜)。隊員から3週間以上経過しているが、ゴールデンウイークがあったので仕方がない。
今日が病理検査の結果を聞く日だ。午前は会社で仕事。12時半に帰宅し、途中でいろいろと寄って、13時50分頃に病院到着。再診の受付をすませ、妻と共に2階へ。こんな時間帯だがかなり人が多かった。
14時半頃に呼ばれた。
結果は、ステージⅠ。病理検査ではリンパ節まで入っていたとのこと。治療の選択肢は、手術がファースト、化学放射線療法がセコンド。主治医は手術をすすめた。ここまで10分も要していない。
何も言わなければ手術になっていた
この流れでいくと、手術になって、もう次の入院日程も決まりそうだった。
「ほかに何かご質問は?」と主治医、妻が「セカンドオピニオンは?」と私に問いかけ、「そうだね、先生、セカンドオピニオンをしたいのですが」と私。
主治医は快諾し、資料を準備する、セカンドオピニオン先が決まれば教えてほしい、ということになった。ただ、どちらにしても前に進めるということで、手術についての説明を聞くため6月11日に消化器外科予約。
どうも、診察室では十分に話が聞けない。多分、多くの患者もそうなんだろうと思いながらも、診察室を出た。主治医の先生、先生が悪いのではなく、全体的な雰囲気がなぜか急かされるのです。
「夢中になってしまった」ネットで情報収集
病理検査の結果が出て、これが確定診断となるのだろうか。まずは、ステージⅠで外科手術か化学放射線療法のいずれかを決めなければならない。セカンドオピニオンはどちらかを決断するための大きな情報源だ。
この日の晩だけは、夢中でネット検索をした。本来であれば、「メタ認知」を意識して、「正しいウェブ検索」をやらねばならないのだが、夢中だった。
こういうときこそ、こころを落ち着かせて、的を絞ったウェブ検索をやらなければならないのだが、この日の晩だけは、夢中でネット検索をした。これではダメだ。キリがないからだ。
そんなふうに感じた方は以下の私のエントリを一読ください。
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今、思えば
診察の際に、妻が「セカンドオピニオンは?」と言ってくれなかったら、外科手術をしていただろう。当時の私には、セカンドオピニオンという認識は皆無だったと思う。一人で診察を受けなくて良かったと本当に思う。
また、告知から2ヶ月以上が経過しているが、食道がんESDの入院やゴールデンウイークがあったことなどを考えれば、ある程度は順調だったと思う。