思うこと
食道がん患者会「食がんリングス」で小冊子発行!
日本で唯一の食道がんの患者会「食がんリングス」。2023年4月8日に、32ページの小冊子が完成。無料でダウンロードが可能となりました。食道がん患者、そのご家族だけでなく、他のがん患者の方々にも参考になる内容なので、是非一読を。
2019年初春に食道がんを告知され、一年を終えて
2019年初春に食道がんを告知され、化学放射線療法の治療を晩夏に終えた。2019年末時点で、副作用はまだ残っているが、特別な一年を終えようとしている。そこで、がんになってから思うこと、やったことなどをまとめてみた。
がんの標準治療とは何? 特別治療がいいなぁ ー がん患者あるある
「がんの世界」の言葉は特別だ。予備知識なしで「標準治療です」と言われてわかる人はほとんどいない。ましてや扁平上皮癌・粘膜下層など、遠い世界の話だ。しかしこちらの世界では日常会話になる。事前にネットで調べてもキリが無いので診察中に不明な語句をメモして、あとでネットで調べることをおススメする。
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なぜ病室にwifiがないの? ー がん患者あるある
現代ではネットが繋がらない環境はあり得ないが、私がお世話になった大学病院の病棟は電波の状態はお世辞にもいいとは言えなかった。医療機器への影響云々はよく聞くが、wifi完備の病院もある。
ちょっとした痛みをがんと結びつける ー がん患者あるある
告知直後はわずかな身体の異変が気になる。「明日には治っている」と思っていたものが「この痛みは、もしかして転移!?」となる。精神的に辛い時期だ。
食道がんであることを子供たちに伝えた
告知から27日後、家族全員が集まり子供たちに私ががんであることを伝えた。私も落ち着いていたが、子供たちも静かに聞いてくれて、30分で終わった。しかし、彼ら彼女たちは少なからず動揺していた様子だった。
食道がんと言われて約1ヶ月が経過した頃の心境
食道がん告知から一ヶ月近くが経過した。「やっと一ヶ月」でもなく「もう一ヶ月」でもない。「濃い一ヶ月」・「非日常的な一ヶ月」という感じだった。ただ、食道がんのステージがまだ不明のため、やることは限られていたと共に、まだまだがん患者としては「新人」だった。