終活・その他
(書評)悲しみの中にいる、あなたへの処方箋:グリーフケアを知るなら必読
グリーフケアとは。最愛の妻をがんで失った著者を襲ったのは想像を絶する悲しみ。死別の悲嘆とは?立ち直るためにどうすればいいかなど、グリーフケアについてがん専門医がまとめた。
(書評)ここが知りたい! デジタル遺品 デジタルの遺品・資産を開く! 託す! 隠す!
デジタル遺品のリスク、遺族の対処法、生前の準備・託し方などを詳細に記載。チェックリストが多く具体的だ。巻末付録として、「デジタル遺品・資産 整理シート」がある。
あらかじめ知っておくと気楽だ:(書評)死ぬときに後悔すること25
本書は、終末期医療の専門家である著者が1000人を越す患者から得た25の後悔をまとめたもの。どんな人でも一つや二つは知っておいてよかったと思うことがあるはず。おススメだ。
終末期や看取りはこの一冊:(書評)末期がん患者の家族のための「看取り」の教科書
末期がん患者で在宅介護を考えている人、家族には必読の書籍。在宅看取りの条件・サービスや支援内容・介護時の過ごし方・費用・痛みについて・最後の瞬間にすること、してはいけないことなどを網羅した具体的・実践的な内容で、図表も多くわかりやすい。事前の準備のためにも必携。介護中の旅行サービスやエステ、医療用SNSなども紹介している。
立場ある人が赤裸々に語る:(書評)妻を看取る日 ー 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録
国立がん研究センター名誉総長で、長年がん治療に関わってきた著者。彼の妻が、全身にがんが転移し、亡くなった。妻の最期を看取った著者は、一時は酒におぼれ、自死まで考えた。絶望の淵から立ち上がり、再び一人で何とか歩み始めた著者の記録。率直に凄いなと思う。妻に先立たれた夫の孤独な歩み。極めて詳細に、心境から実際の行動、そしてどん底から立ち直るまでを赤裸々に語っている。妻や夫に関係なく、どんな方でも参考になると思う。