乳がん
がん闘病の夫婦の絆:(書評)歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年:がん闘病おススメ書籍
歌人永田和宏の妻であり、戦後を代表する女流歌人・河野裕子が、突然、乳がんの宣告を受けた。闘病生活を家族で支え合い、恢復に向いつつも、妻は過剰な服薬のため精神的に不安定になってゆく。
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がんになっても、それまで通りに生きる:(書評)乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話
35歳で乳がん・ステージⅣと診断された著者。抗がん剤・手術・放射線治療の合間に合コンや海外旅行へ。男性との出会っても乳がんを伝えられないなど、同世代で同じ乳がんの方には著者の生き方は参考になると思う。
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がん患者の本音を知りたい方へ:(書評)女子と乳がん
がん治療・治療費・恋愛・結婚・妊娠・仕事について、ありのままを語る。お涙頂戴の闘病記ではなく、がん患者も普通の人というスタンスで女子と乳がんについて綴る。治療に目途が立ち、これから何をしようかと考えている人は一読を。
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抗がん剤のつらさ・生活を変えたがん:(書評)毛のない生活
編集者として20年間、仕事を続けていた著者が退職。数ヶ月後の2009年4月に乳がんと診断。治療と並行して書かれているので、抗がん剤治療中のひどい吐き気など、リアルな辛さが伝わってくる。
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民間療法の怖さがわかる:(書評)がんと一緒にゆっくりと―あらゆる療法をさまよって
母親をがんで亡くし、西洋医学に不信感を抱いていた著者。西洋医学を拒否し、民間療法・健康食品などの東洋医学に傾注。しかし、強烈な首の痛み(骨転移)で入院。書籍後半では、民間療法を信じ切っていた時からの大きな心境の変化、その推移・経緯がよく描かれている。
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新聞連載ならではの客観的内容:(書評)乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」
闘病記ではなく乳がんに関する広範囲の取材記。毎日新聞の連載「がんを生きる」「がんステージ4を生きる」「がん社会はどこへ」から乳がんに関する内容を中心に選び、加筆修正したもの。乳がんの告知から7年経過した記者(2021年5月に56歳で逝去)が主体。女性患者の視点による内容が多いが、がん患者共通の問題点も多く記載。インタビュー記事も多い。巻末には図解入りでの乳がんの基礎知識や参考サイトの紹介がある。