公開日:2019年5月1日 | 最終更新日:2023年7月28日

すっかりネット社会になった現代社会。ネットが繋がらない環境はあり得ないのだが、私がお世話になった大学病院の病棟は電波の状態はお世辞にもいいとは言えなかった。医療機器への影響云々はよく聞くが、wifi完備の病院もある。これからの病院には最低でも安定した電波を、と望むのだが。

なんで病室にwifiがないの

いまどき、wifiくらい無料で、いやお金払ってもいいから

入院中は暇である。まぁ、暇である。そうでない人もいるかもしれない。「入院で心身が暇と感じる状態はありがたいことだと思え」という人もいると思うが、私は今のところ暇だった。

そういうときにネットに繋いで動画を見たり情報を検索したりしたい。しかし、少なくとも私が世話になった大学病院には、wifiどころか、談話室付近でかろうじて電波が繋がる状況であった。

いろいろと病院側の言い分はあるだろう。テレビはカードを買えば見ることができるが、このご時世なのに結構な値段がする。同じようにwifiも選択的に、使いたい人はお金を払っても使うのだから、せめて選ぶ余地くらいはあればと思う。

なぜ病院にwifiがないのだろうか

コロナで医療機関の支援としてwifi環境の整備が補助金の対象となったそうだ。しかし、コロナに関係なく、「wifiを完備」しているがん診療連携拠点病院はいくつかあるはず。できないという理由はないと思うのだがどうだろうか。

何とか次の入院では楽しみにしているが、今のところ、私の大学病院にはそんな気配は皆無のようだ。

もうちょっとトイレを広くしてもらえないかなぁ

点滴台も入るトイレの設計になぜしなかったのか

wifiという設備について言及したついでに、トイレという設備についても一言。

少なくとも私がお世話になっている大学病院はトイレが古く、そして狭い。化学療法の際、輸液ポンプを2つ付けて、合計で結構な重さとなった点滴台を転がしてトイレに行っていた。

もちろん点滴台がトイレ内に入るわけがない。私を含めて他の患者も全員が点滴台をトイレドアの前に出して用を足していた。

ここは病院である。それも癌患者が多数入院している病棟だ。このことは病棟を設計する前にわかっていたこと。しかしトイレは狭い。ふた昔前くらいの勢いで狭い。

そんなこと言うなら個室に入院しろと言われそうだが、個室ほど暇そうなところはない。

これからは設備で病院を選ぶ時代になると思う

自分の居住地にがん診療連携拠点病院が3つも4つもあれば、これから、wifi完備や豪華なトイレなど設備で選ぶ時代になっていくと思う。まぁ、私がここで言ったところで何が変わるわけでもないが、もし入院する際に病院の選択肢があれば、私は設備の良い方を選ぶ。

もちろん、wifi完備よりも、主治医の人柄、主治医との相性を重視するが。