公開日:2019年7月28日 | 最終更新日:2023年10月25日

ここでは、食道がん抗がん剤(FP療法)の4日目からの3日間の状態をまとめた。結論から言えば、大きな副作用や体調の変化はなかった。想像していたよりも、あるいはネット情報よりも変化はなかった。ありがたいことだ。

抗がん剤4日目からの3日間、抗がん剤の副作用や体調の変化は、大きくは無かった

抗がん剤の中盤から後半の、2019年7月25日(木曜)から27日(土曜)までの3日間をまとめた。

2019年7月22日(月曜)から始まった食道がんの抗がん剤(FP療法)。予定通り、4日目の25日(木曜)までは24時間の点滴が続く。5日目の26日(金曜)は、午前10時半頃に抗がん剤終了、11時頃に静脈カテーテルそのものを抜いてもらい、身軽になった。27日(土曜)は、抗がん剤無しの経過観察の日だ。

結論として、この3日間、抗がん剤の小さな副作用はあったが、大きな副作用や体調の変化はなかった。ただ、倦怠感は出てきた。

抗がん剤の中盤から後半の入院食の紹介

まずは、3日間の食事を紹介する。なんの参考にもならないかもしれないが、50代前半の男性が食道がん化学放射線療法で入院したときに提供される食事の量はこんなものだということが伝わればと思う。ちなみに毎回、あっという間に食べ終えていた。吐き気とか倦怠感は少しあったけどね。

7月25日(木曜)の朝食
昼食:アジフライ
夕食:とろろ蕎麦!
7月26日(金曜)の朝食
昼食:中華料理である
夕食:タラの切り身
7月27日(土曜)の朝食
昼食:ちょっと地味
夕食:かなり地味?

こうやって並べてみるとこれはこれで、少しだけだが壮大ではある。

抗がん剤開始4日目から3日間の副作用や体調の変化

4日目(25日木曜):しゃっくりが少し・便意そのものが無い

  • 5時に目覚め、6時前にコーヒーを飲みながら談話室で他の患者と話をしているとしゃっくりが続いた。しゃっくりはいつも朝だけだが、この日は20時に病院特製のしゃっくり止めの漢方薬を服用。
  • 昼食前に吐き気らしきものがあったので吐き気止めをもらって服用。昼食はすぐに食べ終えた。食後、吐き気を忘れていた。
  • 顔、あご、目の下が、むくんでいる。腫れぼったさを感じる。これは仕方がない。
  • 便意がない。昨日の午前と午後にヨーグルトを食べたが何も変わらず(私は自宅では毎朝、ヨーグルトを食べて、ほぼ毎日、便が出ている)。21時頃にベッドでビデオを見ていると腹が冷えた感じがして、下痢の副作用かと思い、トイレに行くが特に何も無く。ガスはいつも通りに出る(便意そのものがない)。

5日目(26日金曜):午前で点滴終了!!・便意は出てきたが出ない・夕方に倦怠感・夜に吐き気が出て熱が少し出る

  • 起床時のしゃっくりがなかった。
  • 朝方に久しぶりの便意があったが出ず。終日、何度かトイレに行くが何も出ず。(便意が出てきたが便は出ない)
  • 10時半頃にすべての点滴が終了。11時過ぎにカテーテルも抜いてもらう
  • 17時頃、この入院で初めて倦怠感を覚える。18時に吐き気止めを服用。18時半に熱が36.6度から36.8度(平熱が35度台の私には少し高い)。その後、22時半まで目をつむったままベッドにいた。最終的に睡眠薬をもらって寝た。

6日目(27日土曜):倦怠感は続くが食欲は常にあり・便が出た!!

  • 6時に目覚めたが、まぁ、よく寝たようだ。起床時のしゃっくりは2日連続無しで、もう止まったようだ。
  • 少し起きていると何となく倦怠感がある。食欲は常にあるのだが。
  • 朝食後は寝た。これも入院してから初めてのことだ。便秘と軽い倦怠感が続く。
  • 夜に、やっと便が出た

倦怠感と吐き気、耳鳴りについて

倦怠感と吐き気

  • 抗がん剤5日目の16時過ぎくらいから談話室にて、今回の入院でよく世間話をする患者2人と会話。
  • 会話しながらも、何となく17時前頃から違和感、僅かなだるさなど。17時に会話が終わりベッドに戻る。どうもおかしい。
  • 吐き気を覚えたので吐き気止めを18時に服用。夕食を初めて一皿、残す。それを見た配膳の女性が始まった?と聞いてくれた。
  • 夕食中、軽い倦怠感。倦怠感があると集中できない、というのを久しぶりに感じる。風邪の引き始めのあの倦怠感のような節々の痛みはない。看護師さんを呼ぶ。熱が36.4度。そのまま横になる。汗が出てくる。寒気から汗なので良いのだろうか。22時半に便秘薬を含めた薬を飲んで寝た。その後は熟睡に近かったと思う。
  • 翌日土曜、6日目は終日、軽い倦怠感があり、ダラダラとした一日を過ごした。吐き気はなかった。

耳鳴りの始まり

  • 5日目の金曜午前、地下の売店にヨーグルトを買いに行ったが在庫ゼロ。この時点で今回の点滴はすべて終わっていたので、外に出て病院横のコンビニでヨーグルトを買った。
  • 外に出たのは入院して初めて。外ではセミがにぎやかに鳴いていた。病室に戻るとまだセミが鳴いている。窓が開いているはずもない。ちょっと変だなとそのときに一瞬だが思ったが、本格的な夏が来たという気持ちの方が強かった。
  • 翌日土曜、朝からセミが鳴いている。そんなはずはないので、やっとそこで抗がん剤の副作用の「耳鳴り」になっているのだと自覚した。
  • その後、耳鳴りは4年近く、ずっと続いている。耳鳴りについては下記を一読いただければと思う。
耳鳴りという長引く副作用 | がんケアネット

退院!!

7月28日(日曜)の朝食

2019年7月28日(日曜)、9時半頃に退院した。

タクシーで帰宅。帰宅後は自宅でいつも通りの日常。身体は、少しふらついているが、「予想以上に何ともないな、これが副作用?」とその時点では思っていた。

どちらにしても、無事に最初の抗がん剤を終えることができて一安心だった。

今、思えば

抗がん剤や放射線の副作用で、倦怠感が出たのは仕方がない。ただ、このあたりから、常に倦怠感が続いていたため、どの痛みがどの病気から出るのかがわからなくなっていた。「この肩こりは、抗がん剤から?、運動不足から?」「この手足の痺れは、抗がん剤から?、それとも他のもの?」と常に違和感・不安感があった。

その後、血液検査の異常値で、少し大きな病気が見つかり、違和感の正体もはっきりした。しかし、血液検査をしていなかったら、あるいは注意深く自分自身の身体を意識していなければ、すべて抗がん剤の副作用と考えてしまいがちであった。

神経質すぎるのもダメだが、身体の不調をすべてがんの闘病の影響だと決めつけてはいけない。年齢的にも全く関係のない病気になっている可能性がある。この点はどのがん患者も留意すべきことだと思う。