公開日:2022年9月4日 | 最終更新日:2023年12月14日
がん患者になって4年以上が経過しました。この4年間でアクセスしたサイトの中で、必ずアクセスすべきサイトと、イチ押しのおススメの情報源リンク集です。
基本的な情報源:まずは必ずここを
ご注意ください
このページの内容は私なりの解釈であり、医学的な正確さは不明です。最終的には主治医に確認ください。
基本はココ!:「がん情報サービス」
- 国立がん研究センターが運営。誰もがおススメする基本サイト
がん診療ガイドライン:日本癌治療学会
- まずは、ここで自分のがんの診療ガイドラインを探す。
がん診療ガイドライン
がん以外の診療ガイドラインなら:Mindsガイドラインライブラリ
- 日本で公開された診療ガイドラインを収集したサイト。がんについてももちろん掲載されている。がん以外の病気で気になるものがあれば、ここで診療ガイドラインがあるかどうか検索すればいい。また、ユーザー登録するとメルマガで最新の情報がわかる。
Mindsガイドラインライブラリ
生存率を知る:全がん協加盟施設の生存率共同調査
- 診断時のみでなく、治療開始から一定期間を経過した患者についても、その時点からの生存率(がんサバイバー生存率)を算出することができる。例えば、「ステージⅠ・食道がん・手術なし・化学放射線療法実施・3年経過」という条件で、現時点以降の生存率がわかる。
治療費用やお金についてはまずここで:がん制度ドック
- 質問に答えていくと、自分に該当する制度や、お金に関するヒント・提案が出てくる。治療初期に一度はアクセスしてほしい。
がん制度ドック
闘病中に悩んだら、ここで探す
がん体験者の悩みQ&Aが充実:静岡県立静岡がんセンター
- 私が最も使いやすいと考えるサイト。「悩みごと」や「診察」、「入院」といったグループ別に区分されている「がん情報ナビ」や「Web版がんよろず相談Q&A」は非常に使いやすい。
静岡県立静岡がんセンターの各サイト
治療の痛みやつらさ、食事法はここで:SURVIVORSHIP.JP -がんと向きあって-
- 静岡県立静岡がんセンターが監修。抗がん剤や放射線治療の副作用、骨や脳への転移など、生活上での痛みやつらさを和らげる情報、さらには、症状別に食事のレシピを約170品を掲載。凄すぎるサイトだ。
日々の情報・最新の情報
ここで十分:がんナビ
- 最新情報を知ろうとすると本当にきりがない。そこで日経メディカルを運営している日経の「がんナビ |がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲート」で。最新ニュースをカテゴリーで掲載。
YouTubeではここ!:がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ
- 現役の外科医が、がんに関する情報をわかりやすく説明している。特定のがんではなく、がん患者なら知っておいて損はない情報を発信しているのでありがたい。数日ごとに更新されているため、最新情報ばかり。また同じ内容がブログでも掲載。
外科医佐藤のりひろ先生のサイト
がん情報チャンネル
がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ – YouTube
外科医・がん専門医「佐藤典宏(さとう のりひろ)」のYouTubeチャンネル 「がん」の予防・診断・治療・セルフケアについて、幅広く発信します。【佐藤 典宏 公式ウェブ…
その他いろいろ
外科手術前には運動して体調を万全に:プレハビリテーション
- 告知で多くの人が精神的にショックを受ける。身体を動かすことが減り、食事の量も減る。そして体力が落ちる。この状態で手術をしても術後の合併症のリスクは高まるだけ。だからこそ、できる限り万全の体調で手術を受けるため、運動・栄養管理・精神面を整える。これがプレハビリテーション。ここも事前にチェックしておいてほしい。
プレハビリテーション
抗がん剤
- こちらも静岡がんセンターによるもの。がんの種類を選べば、該当する化学療法の説明書を見ることができる。静岡がんセンターが患者へ実際に渡している小冊子なのでわかりやすい。こんなサイトがあってありがたいと思う。