食道がん抗がん剤2回目の入院は1回目よりも一日早い退院となった。副作用の影響で集中力を欠き最終日と退院当日は日記を書いていない。いずれにせよ、退院した日は、告知から169日目、5ヶ月と少しだ。最初の抗がん剤開始からは34日目、約1ヶ月経過している。ここまで重大なことは起きておらず順調だったと思う。退院した後だから言えることだが。
食道がん抗がん剤5日目:静脈カテーテルを抜く
今日は2019年8月23日(金曜)、抗がん剤5日目だ。
1回目の抗がん剤と同様に、10時半頃にすべての点滴が終了。11時過ぎにカテーテルも抜いてもらった。残念ながら、副作用は悪化している。
夕方には、仕事仲間が土産を持って来訪。嬉しい限り。
この日と翌日土曜は、日記を書いていない。やはり副作用で集中力がなくなっている。
1回目の抗がん剤より1日早い土曜日に退院!!
今日は2019年8月24日(土曜)。
前回の1回目の抗がん剤入院の時とは違い、一日早い退院だ。
副作用の悪化は想定内、血液検査の値も悪くはなく、今までの経緯から一日早く退院しても大丈夫というのが医師の見解だと思う。ちなみに勝手にそう思っている。実際は、早く退院させてくれと私から何度も言われるのが嫌なのかもしれない。
この日も、日記は書いていない。真夏の暑さの中、タクシーで帰宅したことは確かだ。
いずれにしても、今日は、告知から169日目。5ヶ月と少し経過した。こうしてふり返ってみると、順調なペースで治療は進んだと思う。そして、最初の抗がん剤開始から、今日で34日目。約1ヶ月経過。抗がん剤開始から4日前に放射線照射は開始している。
抗がん剤は終わったが、抗がん剤が成功したかはわからない
食道がん化学放射線療法(FP療法2回・40gy/20回)が終わった。
これで闘いは、すべて終わったのか、ほぼ終わったのか、それともこれからなのか。
まだまだこの時点では、「治療は終わったが、治療が成功したかはわからない」状態であり、再発・転移という語句が常に頭をよぎっている。
といいつつも翌日の日曜には娘とランチに出かけた。まぁこれはこれで大切なこと。ちょっと途中でふらついたが、これも治療の一環。
今、思えば
上述通り、告知から5ヶ月と少しで化学放射線療法は終えた。闘いは終わったのか、これからなのか、と書いているが、現実は「その後2年は闘いが続いた」という感じだ。いろいろとあった。
このあとは定期観察が続く。私の場合、毎年4月が内視鏡検査、7月に血液検査、10月にPET検査、翌年1月に血液検査、4月にまた内視鏡検査といった感じで繰り返していく。
これだけ定期的に身体を調べると、何かあれば早期に見つかって安心だ。しかし、これだけ定期的に身体を調べると、毎回、何かが見つかって、精神的に右往左往する。これはこれでキツイものがあり、これでこのとき以降は悩まされていく。