公開日:2019年6月25日 | 最終更新日:2023年10月10日

化学放射線療法にすると決めた後、血液検査に内視鏡、内視鏡で食道にクリップ設置、CTで放射線治療計画の準備、消化器内科診察、入院予約など、今日は多忙な一日。なんとも入院が現実味を帯びてきた。

内視鏡で食道にクリップ留置など放射線治療の準備

一日の予定

今日、2019年6月25日(火曜)は、結構、忙しい一日だ。

  • 9時前:血液検査
  • 9時:放射線科で説明
  • 10時:内視鏡で食道切除部位の状況確認とクリップ設置
  • 11時半:放射線科で治療計画用のCTを撮影
  • 13時:消化器内科診察

このスケジュールを頭に入れながら、8時半頃には病院に到着。すぐに採血室で採血。これは朝一番なのであっという間だ。9時前に放射線科に到着して、診察は9時20分から、図解で説明してもらった。放射線療法はやはり高齢者が多いそうだ。

9時40分頃に内視鏡検査室へ。こちらもそんなに待たずに点滴等。検査冒頭は覚えているが途中は覚えておらず。休憩室で1時間弱は夢を見ながら熟睡していたと思う。

休憩室を出て、地下の放射線科へ再訪。CTの部屋で身体の型を取ってもらう。若いスタッフに教える技師、その若い技師もフレンドリー。ここらあたりは次のサイトから引用する(なお、以下のサイトは放射線治療の全体像について簡潔にまとめてありおススメだ)。

治療の準備として、まず放射線治療計画のためのCTを撮ります。その際に治療部位の固定方法を検討し、必要ならマスク型固定具(シェルと呼ばれます)などの固定具を作成します。その後皮膚や固定具に仮のマークを付けてCTを撮像します。 なお、このCTは放射線治療をする場合と同じ姿勢で行う必要がありますので、平たくクッションのない硬い寝台で撮影します。治療は呼吸をしながら行いますので診断目的のCT検査のような息止め撮影をしません。

(中略)

また、食道がんの場合はCTだけでは腫瘍の範囲がわからないので、治療計画の直前に胃カメラで腫瘍の頭尾側のマークとして金属製クリップを留置することもあります。

放射線治療科|診療部の紹介|兵庫県立がんセンターについて|兵庫県立がんセンターから

缶コーヒー飲んで少し休憩。検査のため、朝から何も食べていない。

B型肝炎陽性!?

12時半過ぎに消化器内科へ。こちらもあまり待たずに診察室へ。血液検査の結果、基本的に何も問題ないが、B型肝炎が陽性とのことで、これを詳細に調べるために、またしても血液検査を診察後にやった。結果は7月9日に出る。

帰り際に忘れていたかのように主治医が、「まだ一ヶ月あるのでいつでも手術にできますと外科の先生が言っておられました」と一言。主治医もまだまだ外科手術を押している。

再々度、放射線科へ行って同意書を提出。クリップの説明と次回の予約。次回は再度CTで最後のプログラミングだそうだ。最後に入退院センターで入院予約。

16時頃に帰宅し、仕事へ。

いよいよ、入院の準備を加速化、特に仕事周りの整理整頓をしなければならない。

今、思えば

放射線科の中でも放射線療法のチームは少数精鋭で、ひげを生やしたチーフのような技師をはじめ、みんな快活だ。ありがたい限りだった。今回の血液検査でB型肝炎陽性というのは寝耳に水だった。その後、いろいろと調べたが、本当に陽性なら、治療にはいろいろと支障が出る。

B型肝炎で給付金云々の話がネット検索で盛んに出てきたが、そんなことより、陰性で予定通り、治療をやりたい、その一心だった。