公開日:2019年4月21日 | 最終更新日:2024年2月1日

2019年4月16日(火曜)にESDをやって、ESDが終わった火曜夜から水曜までの2日間、食道が痛い痛いとボヤいていた私。それが、痛みが和らいだ木曜から、暇だ!のボヤきに変わっていた。そしてお陰様で、4月21日(日曜)の午前に退院。予定通りか一日早いくらいだ。痛みはほぼない。まだ始まったばかりの食道がんの治療だが、まずは祝!「退院」でいいだろう。

痛みが和らいだ途端に退院したくなった

2019年4月21日(日曜):本日のお食事

朝:のりの佃煮(チューブ)・ツナの卵とじ・ミカン缶詰・味噌汁・ジョア
(ここで病院食終了!)
昼:自宅!でトースト2枚
夜:自宅でうどん

あっという間に日常が戻った:退院、帰宅までの一日

食事時以外に痛みはないと言いたいところだが、食道に意識を向けると痛いときもある。

昨晩、最終日の晩だが、3時から4時の間に目覚め、40分ほど真夜中の談話室のソファでぼーっとする。今回の入院で眠りについては問題視しなかった。日常と違い、いつでも昼間でも眠れるというのが無意識の中であったのだろう。寝不足による不具合などは入院中、感じなかった。

朝食後、退院の支払いを終える。すぐにナースステーションで、そこにいた看護師さんに支払いを終えた旨を伝える。「担当の看護師に言っておきますね」「あぁそうですか、お願いします」という感じでベッドに戻る。

担当看護師さんの忘れ物チェックを終え、いざ、退院。9時半に病院を出た。まぁ暑かったがバスと地下鉄で帰宅。日曜なので子供たちもいた。次男がお帰りなさいとドアを開けてくれた。一人は何とも微妙な顔つき、もう一人は部屋から出てこなかった。まぁ、こんなものかと洗濯や片付けなど我が家全体の家事と自分の整理整頓を同時並行で。

知らぬ間に12時前。子供たちの昼食をつくり、自分はトースト2枚。恐る恐る食べ始めたが食欲と空腹には耐えられなかった。昼食後は近くのスーパーで買い物。そんなこんなで、あっという間に日常が戻った。

病状まとめ

今回の最大の目的である病理診断結果は、ゴールデンウイーク明けになる。まとめと言っても、痛みの有無だけだが、参考になればと思う。

初日初日は検査のみ
2日目

(ESD)
16時から17時にESD。19時頃に食道付近に痛み。水を一口飲んで痛みに飛び上がった
3日目胸焼け、熱いモノが食道を通ったときのような感じでかなり痛い
4日目痛み止め点滴は続くが、昨日と比較にならないほど痛みは弱まった。病院食がうまい
5日目本当に痛みは軽くなった。入院して初めての便意があった
6日目痛みそのものを忘れていた
7日目

(退院)
トーストなど、ちょっと固いものでも、少しだけ痛むくらい

残念ながら、痛みに加えて、姿勢が悪くなり、どす黒い顔色になった。

今、思えば

大学病院までは、診察や検査の場合は、車を運転していく。今回のような入院では、駐車料金が高くなるので、公共交通機関を利用した。今から思えば、まだ元気だった。

次の入院からは、行きも帰りもタクシーになった。とてもではないが、それなりの荷物を持ってのバスや地下鉄移動は、体力的に無理だった。いや、無理になってしまった。

この頃になって、私の大部屋でも退院する人や他の病棟へ行く人など、日々少しだが移動があることを知った。周りを見る余裕ができたのかな。