闘病記(医師・著名人)
医師自身のありのままの告白が凄い:(書評)医者が末期がん患者になってわかったこと―ある脳外科医が脳腫瘍と闘った凄絶な日々

脳外科医だからわかる自らの人生の残り時間。しかし、病を認めたくない、職場に知られたくない、なんで俺が... このように病と自分への葛藤などが赤裸々に描かれている。1998年の著作だが、古さなど全く感じさせない人間味あふれる作品だ。

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闘病記(医師・著名人)
がん患者の家族も読むべき:(書評)緩和ケア医が見つめた「いのち」の物語

胃がんで全摘手術、化学療法を経験した医師。第一章、二章で自らの体験談を。患者になったことで、第三章以降、がん患者としての自らの経験、緩和ケア医としての経験の2つの軸で、様々な角度で語る。医師としての知識と患者としての経験との落差を多数掲載。

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生き方看取り胃がん
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治療情報・お金
新聞連載ならではの客観的内容:(書評)乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」

闘病記ではなく乳がんに関する広範囲の取材記。毎日新聞の連載「がんを生きる」「がんステージ4を生きる」「がん社会はどこへ」から乳がんに関する内容を中心に選び、加筆修正したもの。乳がんの告知から7年経過した記者(2021年5月に56歳で逝去)が主体。女性患者の視点による内容が多いが、がん患者共通の問題点も多く記載。インタビュー記事も多い。巻末には図解入りでの乳がんの基礎知識や参考サイトの紹介がある。 

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おススメ・必読
リアルなガン闘病からの復帰コミック:(書評)元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました

卵巣がん発症から5年後の続編。不安定な身体の状況、日常復帰、仕事復帰までの過程で困ったことなどを中心に描く。抗がん剤や術後の身体の様子や辛さ・痛みへの対処法、入院でのおすすめグッズなど、経験者ならではの内容も。

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コミック卵巣がん
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リアルな卵巣ガン闘病コミック:(書評)元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました

予兆から、検査・告知・セカンドオピニオン・治療・その後までの流れをコミックで紹介。眉毛の脱毛時のメーク、抗がん剤副作用対策など著者独自の方法も記載。共感できる内容が多数あった。数あるコミックの闘病記の中でも、かなり読みやすく、わかりやすい。読後、元気になる。

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コミック卵巣がん
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おススメ・必読
立場ある人が赤裸々に語る:(書評)妻を看取る日 ー 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録

国立がん研究センター名誉総長で、長年がん治療に関わってきた著者。彼の妻が、全身にがんが転移し、亡くなった。妻の最期を看取った著者は、一時は酒におぼれ、自死まで考えた。絶望の淵から立ち上がり、再び一人で何とか歩み始めた著者の記録。率直に凄いなと思う。妻に先立たれた夫の孤独な歩み。極めて詳細に、心境から実際の行動、そしてどん底から立ち直るまでを赤裸々に語っている。妻や夫に関係なく、どんな方でも参考になると思う。

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グリーフケア看取り肺腺がん
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がん闘病経験者の知恵が満載:(書評)大学教授がガンになってわかったこと

抗がん剤治療中の大学教授が、病院や医師選びの方法、入院までの心構え、さらには医師や看護師・患者同士の付き合い、職場との関係など、あらゆる場面について、本著では細かな知恵を授けてくれる。

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大腸がん膵臓がん
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読みやすく心温まるエッセイストのがん闘病記:(書評)がんから始まる

エッセイストの著者は、40歳で虫垂がんと診断。手術後、約2年が経つが、再発の不安はいつも頭から離れない。しかし、何とも言えぬリラックスした文体が読み手の心を包む。時系列ごとにうまく書かれた文章に、「その気持ちはわかる」と共感しそうな出来事や思いが随所にある。

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虫垂がん
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