「まずは、心を理解する」親や家族が、がんになったら読む本
基本データ
がんを告知された親に、どう接したらいい?
悔いを残さないために、がんになった親の心の内が理解できる本。高齢者のがんに迫る。2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代とはいえ、がんを告知されると大きなショックを受けるものです。
親ががんになったら、動揺する親に、子どもはどう向き合えばよいのでしょう。最も大切なのは、がんを告知された親の心の内を理解すること。
本書は、静岡県立静岡がんセンターにより過去十数年にわたって1万人以上の患者さんから集められた声をもとに、がんになった患者さんの本音を載せています。
心の内がわかれば、コミュニケーションはずいぶんスムーズになります。
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書名 | 親ががんになったら読む本 |
著者 | 山口 建(静岡県立静岡がんセンター総長) |
出版社 | 主婦の友社 |
発売日 | 2019年10月2日 |
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- 発症年齢:***
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最初にお読みください
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おススメ書籍の使い方 | がんケアネット以下の文章には、「末期」・「死」などが含まれている場合があります。
おススメポイント
多くの情報発信で知られる静岡県立静岡がんセンター。山口健総長による著書。
わかりやすく、様々な情報発信をしているサイトの一つが静岡県立静岡がんセンター。ここの総長である山口健氏によるもの。
家族として知っておくべき内容をポイントごとに数ページというように簡潔にわかりやすく記載している。静岡がんセンターならではの現場の経験値・厚みを感じる。もちろん患者本人が読んでもいい。
こんな方へ
- 家族や身内が、突然、がんになった方
- がん患者で「がん」について基本を知りたい方
目次
第1章 がんになった親の気持ちを知る
第2章 親とのコミュニケーションを上手にとる
第3章 がんの診療プロセス
第4章 高齢者のがん治療とは
第5章 医師・スタッフとのコミュニケーション
第6章 がん治療にかかる医療費
第7章 家族ができること~治療に伴う注意事項