公開日:2019年3月26日 | 最終更新日:2023年12月24日
PET/CT検査も未知の世界なので事前にウェブで調べた。実際にやってみるとウェブとまったく同じで、難しくない。着替えて、注射して、1時間ほど横になって、CTのような機械に30分ほどで終わりだった。全体で4時間程度を要したことや、28,000円くらいで結構、高かった点は痛かった。
PET/CT検査の流れと注意点:半日つぶれることも
FDG注射後、暗室での待機は長い
最初の診察から1週間後の2019年3月26日(火曜)、10時35分からPET/CT検査だ。朝食は摂っていない。10時頃に病院到着。10時半に受付の人から着替えの服を渡され、2階へ移動。階段で行こうとすると身体を動かさないために必ずエレベーターでと言われた。
以下、私がやったPET/CT検査の流れだ。
- 検査室の前で待機。看護師に呼ばれて服を着替える(ここらあたりは普通の検査と同じ)
- 身長と体重計測
- ほどなくして、看護師が医師のような人(注射をできる人)を呼ぶ。医師が来て、まず血液を抜いて血糖値を調べる。OKなら、FDGを注射。普通の注射と変わりなく、すぐに終わる。
- マッサージチェアが数台置かれている隣の暗室で横になれと言われる。本を読むのもダメ(動くのが一切ダメ)と言われてがっかり。
- 隣で横になっている人が呼ばれると、あぁ次かな、と思いつつ30分か40分程度待った(ネットでは1時間と書かれているが、正確な時間は不明)。
- 呼ばれて、まずトイレに行けと言われる。トイレを済ませて装置のある部屋に入室。
- その後はCT検査のような装置に横たわって、同じ要領でPET検査。20分から30分程度で結構長く感じた。
- PET検査を終えるとまた暗室へ移動。20分程度休憩し、その後、10分くらいのCT検査。
- 検査終了後、着替える。
- 微量の放射線が体内に残っているので、トイレの水はきれいに流してと言われた。
ご注意を
検査当日は、何を飲んだか必ず聞かれる。飲んでよいのは、水やお茶など糖分のないものだけ。私は一度、スポーツドリンクを飲んだと間違って言ってしまい、2時間ほど待機したことがある。FDG注射前に血糖値を計測されることも忘れずに。
すべてを終えたのが13時過ぎだった。2時間以上を要したことになる。移動を合わせると4時間程度。下手をすると半日仕事だ。
生まれて初めてのPET/CT検査だったが、暗室での待機以外は苦痛なものは何もない。これでがんが見つかるのであれば、ありがたい話だった。
今、思えば
その後に何度もPET検査をやっている。初回の反省から、前夜を睡眠不足にして、待機の時間は寝て過ごすことをおススメしたい。あとは特に気を遣うこともなく、普通の検査だ。繰り返すが、ほぼ半日はつぶれる覚悟で。
PET検査単独で30,000円程度(3割負担)。私の経過観察中の医療費の中で最も高額だ。