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公開日:2019年3月9日 | 最終更新日:2023年10月8日

2019年3月9日(土曜)に、健康診断の結果として「悪性の腫瘍が見つかった」と突如として病院から私の携帯に連絡があった。その旨をまず妻へ連絡。その後、病院に行って紹介状をもらい、そのことについても妻にメールした。

病院から電話があった旨を連絡

健康診断結果について病院から電話があった後、妻へメールで連絡した。その頃、妻は仕事中だった。

13時頃に電話がありました。食道に悪性の腫瘍と思われるものがあったとのことでした。

これから健診センターに行って紹介状等をもらいにいきます。

で、消化器内科は25日まで予約が満杯なので月曜朝に予約なしで行きます。

また何かわかり次第連絡します。いろいろと迷惑をかけます。

妻へのメール

紹介状をもらいに行ってから

その日のうちに、健診センターに行って、その後、再度、妻へメール。今、メール内容を読み返すと、ほとんど事態を把握していない自分がいる。

紹介状もらいに行ってきました。健康診断結果は特に問題ありません。

腫瘍マーカーのCA19-9(標準値0-37)が37.5でこれだけが少し異常値です。

いろいろ調べてもきりがないので月曜日12時前に外来に行きます。

当日にある可能性は低いですが胃カメラがあるかもしれないので日曜夜からは何も食べません。

妻への二度目のメール

かかりつけ医がいる病院の消化器内科は予約が一杯だったので、3月11日(月曜)に、予約なしで行くことにした。

この週末、ネットで色々と調べたような記憶も多少はあるが、その時点ではステージももちろん不明。というよりも、「癌」そのものについてまったく素人だった。

今、思えば

自分には全く関係のない、全く考えたこともなかった世界だった。「自分が癌?」「なんで私が癌?」といった感情は皆無で、まだまだ自分のこととして深く考えていなかったし、考えられるはずもなかった。

よって、慌てふためくこともなく、深刻になることもなく、「11日月曜に医者に聞いてから考えよう」と考えた記憶だけはある。

運営者プロフィール

小島愛一郎(Aiichiro KOJIMA)
2019年に食道がんを発症し、化学放射線療法で治療。経営者として20年以上の経験を持つライター。著書「がん闘病記」と本サイトで、患者としての一次体験を社会に還元しています。

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